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年末に除夜の鐘を聞かれた方々が多かろう。108回打つ鐘の回数は、煩悩の数を意味すると聞く。年末に際し、新しい年をまっさらな気持ちで迎えるために、煩悩の全てを大晦日の夜に除く(まさに除夜)ことを願い、期待しての儀式である。良くできた仏教の教えだと思う。しかしながら、除夜の鐘を聞いた翌日、つまり新年早々から、相変わらず悩みが絶えないのが私たちの日常ではなかろうか。ああ、悩みは深い!
イエスも悩み多き人々の日常を、よくご存知であった。だから「何を食べようか、何を着ようかと悩むな」と諭された。そして、「空の鳥、野の花を見よ」と言われた。それらは何も心配せずに、何の具体的な労働もしていないのに、神様が養なっているではないかと、教えられたのである。
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