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聖書に登場する有名なたとえ話をご紹介しよう。
ある父親に二人の息子がいたが、弟は問題児であった。弟は、父親が亡くなる前に早々と財産の分け前を貰い、家を後にする。放蕩に放蕩を重ね、その大金を酒と女遊びに使い果たし、ついに一文無しになってしまう。それまで群らがっていた者たちは、金の切れ目が縁の切れ目とばかりに、皆去ってしまった。そこで弟は気づくのである。父親の愛に。
弟は雇い人として働くことを決意し、父親のもとに帰り、頭を下げようと故郷へ向かう。ところが父親は、毎日外に出ては息子の帰りを待っていたのである。いち早く息子を見つけた父親は、一番上等の服を僕たちに用意させ、肥えた子牛を屠り、息子の帰還を喜び祝ったのであった。(「放蕩息子のたとえ」ルカ福音書15:11〜)
息子の帰還を祝う父親の次の言葉は実に暖かい。「この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかった」。つまり、放蕩息子は死んで、新しい息子に「生き返った」のである。これが復活ではないかと思う。
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