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昨秋全国の牧師の会合が京都で開催された。会議漬けの三日間であったが、帰路に付く前の時間を利用して、かねてから訪ねてみたいと思っていた寺に向かった。北区紫野にある瑞峯院(ずいほういん)である。この寺はキリシタン大名の大友宗麟の菩提寺となっている。ここに向かった理由を語る前に、大友宗麟なる人物についての解説が少しばかり必要かも知れない。
大友宗麟(1530−1587)は、豊前・豊後(現在の大分)の領主であった。武将としての能力はさほどなかったのかも知れない。そのことが、却って戦国の時代に翻弄された哀しい男の姿を演出しているようにも思える。すなわち、NHKの大河ドラマに登場するような信長や秀吉、あるいは家康といった天性の武将の才を持った男たちではなく、戦うことに迷い、武将としてはいささか気弱な男の印象がある。
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