クリスマスは夜に因んだ話しが多い。クリスマスツリーは夜になって輝き、聖夜には欠かせないろうそくの灯火もそうである。サンタクロースもどうやら子供たちが寝静まった夜中にやって来るらしい。これらの習慣は、聖書のクリスマスの記事に因んでいることは言うまでもない。
聖書を開いてみよう。
[ルカ福音書から]
旅の途中であったマリアは、予定よりも早く産気づき、急遽ベツレヘムで宿を探さなければならなかったが、しかしどこも満室であった。ようやく探し当てた家畜小屋でマリアはイエスを出産するが、時はすでに夜中であった(2:1〜)。そしてすぐ救い主の誕生は、野宿していた羊飼いたちに知らされた。天使たちはやはり夜中に活躍するようである。
[マタイ福音書から]
三人の占星術の学者たちは、ユダヤの町から遠く離れた東の国から、救い主としてお生まれになった神の子を拝するために、らくだに乗ってやって来たのだ。夜に輝く星を唯一の道案内としたのであった(2:1〜)。